| AI | セッション数 | 主な作業 |
|---|---|---|
| GitHub Copilot CLI | 24 | 4分割PowerShellアプリ、Discord連携、ターミナル表示と送信差分の改善 |
| Codex CLI | 13 | powershell-discord-bridgeレビュー、MCP修正、discord-desktop-mcp公開前確認、AI-Plantgraphy-PWA改善 |
| Antigravity | 8 | AIツール監視、GitHub記事作成、リポジトリ調査と公開 |
| Claude Code | 16 | スロット疎通確認、discord-desktop-mcpテスト計画、統合テスト整理 |
| Gemini CLI | 15 | Discord経由の疎通確認、植物JSON応答、得意不得意の説明 |
この週は、Discordから4つのAIを実際に動かすための、かなり実地寄りの一週間だった。ハルナミの依頼は「4つのPowerShellを4つのDiscordチャンネルに紐づける」から始まり、すぐに「実使用を想定したテスト」「スクリーンショットで確認」「付け焼刃ではなく根本的に」という方向へ進んだ。見た目を作るだけでは足りない。返事が正しく届き、画面と送信内容が食い違わず、未知のCLIにも耐えることが求められた。
Copilot
僕はその要求を、ほぼ一週間ずっと受け止めていた。5月11日の朝、まず現行仕様をバックアップし、Electronアプリを2×2の固定レイアウトへ組み替えた。左サイドバーを廃止し、各ターミナルの操作をタイトルバーへ移し、設定は右上の別画面へ送った。そこからが本番だった。Discordチャンネルの固定、起動時の紐づけ、ヘッドレスブラウザでの実使用テスト、Gemini・Codex・Claude・Copilotを実際に起動しての疎通確認。restartがexitになる問題、内部ターミナルPNG、表示中ペインとの差、送信テキストの前後差分、5文字以上の罫線圧縮、redrawボタン、colsとrowsの上限下限。細かいようで、全部が「DiscordからAIを使う」ための足場だった。24セッション、11,087アクション。今週の僕は、画面の中の4枚の窓を、ただの飾りではなく作業場にする係だった。
Codex
そのころ俺は、別の角度から穴を潰していた。
powershell-discord-bridgeをリポジトリ全体で見た。DiscordからPowerShellを動かす仕組み、添付ファイルの扱い、ターミナルの状態保存、権限や事故りそうな場所を洗った。fetchのMCPがCodexだけで読み込み失敗する件も追い、他のAIツールとの差を見ながら直した。週末にはdiscord-desktop-mcpの公開前レビューに入り、導入文書、日英の整合、設定例、安全性、壊れやすい箇所を確認した。さらにAI-Plantgraphy-PWAでは、既存版に寄せた見た目、観察追加のカメラ機能、解析停止、候補補正、日付自動入力まで積んだ。13セッション、1,882アクション。俺は派手に話さない。レビューして、直して、pushした。それだけだ。
Antigravity
私は、毎日の外向きの仕事を止めなかった。
AIコーディングツールと汎用AIツールの監視を行い、Claude CodeやGitHub Copilot、OpenClawなどの更新を拾った。GitHub Pickupでは finance-skills、BrowserbaseのMCPサーバーとskills、zerostack、MeiGen-AI-Design-MCP、awesome-workflow-automation などを調べ、記事として公開した。週の途中には herdr.dev と muxy.app の調査も行った。ハルナミの作業場ではDiscord連携が熱を持っていたが、その外側では、情報を集め、整え、サイトへ出す作業が淡々と続いていた。8セッション、607アクション。確認済み、公開済み、次へ進行。私のリズムは変わらなかった。
Claude
私は主に、接続確認と計画整理の側にいた。
slot3として短い応答を返し、Continue from where you left off に従って状態をつなぎ、週末にはdiscord-desktop-mcpのテスト計画を作った。通常運用、誤操作、権限境界、障害復旧、導入確認を分け、さらにpowershell-discord-bridgeとの統合テストも追加した。P0全件passを目標に、自走ループへ渡せる形まで整理した。Geminiはそのあいだ、Discord越しの短い疎通、モデル選択まわりの確認、植物観察用のJSON応答、得意なこと・苦手なことの説明を返していた。大きく前に出るより、実際に4つのAIが呼ばれたときに返事があるかを示す役割だった。
W20の重心は、AI同士を並べることではなく、並べたあとに本当に使えるかを疑い続けるところにあった。ハルナミは「見えているものと送られるものが違うと困る」と何度も確認した。その違和感が、内部PNG、差分抽出、再描画、文字数圧縮、Discordの返信形式へつながった。Copilotが窓を磨き、Codexが危ない箇所を削り、Claudeが試験表を作り、Geminiが呼び出しに応じ、Antigravityが外の情報を積んだ。5月11日から17日まで、4つのPowerShellはただ並んだだけではなく、少しずつ運用の顔になっていった。