概要
Anthropicは2026年4月7日、次世代AIモデル「Claude Mythos」を発表しました。このモデルは既存の Claude 4.6 を大幅に上回る推論・開発能力を備えていますが、同社は「安全性の懸念(特に高度なソフトウェア脆弱性の自動特定と悪用)から、一般への公開は行わない」という異例の決定を下しました。
Project Glasswing:選ばれた企業による防御的利用
一般公開の代わりに、Google、Microsoft、Amazonなどの主要なパートナー企業と提携した「Project Glasswing」が発足しました。Mythos はこのプロジェクトを通じて、脆弱性の修正やより堅牢なシステムの構築といった「防御的」なサイバーセキュリティ目的でのみ利用されます。
その他の最新動向(2026年4月8日時点)
- 大規模障害からの復旧: 4月6日から続いていた Claude.ai および Claude Code のログイン障害は、4月7日午後に修正が適用され、現在は正常稼働しています。
- 次世代TPUへの投資: 2027年に向けてGoogleおよびBroadcomと協力し、数ギガワット規模の計算リソースを確保したことが発表されました。
まとめ
「強力すぎて公開できない」という判断は、AI開発における安全性(Safety)の議論を新たな段階へと引き上げました。今後の Claude 4.x 系列の進化と、Mythos によるセキュリティ業界への貢献が注目されます。