主な変更点
今回の連続したメンテナンスアップデート(v0.142.3 から v0.142.5)では、WebSocket 通信時のセキュリティ・プライバシー保護の強化、および Amazon Bedrock 経由の最新モデルサポートが追加されました。
- WebSocket トレースログのセキュリティ向上(v0.142.5): "Responses" WebSocket リクエストの全ペイロードデータが詳細なトレースログに書き出される不具合を修正しました。これにより、機密性の高いやり取りやコードが意図せずローカルログに永続化されるプライバシーリスクが解消されました。
- 委譲(Delegation)ガイダンスの整理(v0.142.4): エージェントの挙動をクリーンアップし、v1 委譲(delegation)に関する指示系統を復元しました。また、要求に応じて走る自動レビュー機能(auto-review on-request)のプロンプトを差し戻し、動作の予測可能性を高めました。
- Amazon Bedrock 向け GPT-5.6 派生モデル対応(v0.142.3): Bedrockの静的モデルカタログに
openai.gpt-5.6-sol,openai.gpt-5.6-terra,openai.gpt-5.6-lunaなどの最新モデルを追加し、それぞれの最大推論エフォート(max reasoning effort)メタデータに対応しました。
影響や使いどころ
ローカル開発時のログ共有やセキュリティ監査において、WebSocket トレースに機密データが露出する危険性がなくなりました。また、AWS Bedrock を経由して Codex を社内で運用しているチームにとって、GPT-5.6 などの推論特化型モデルをより自由度高く、かつ適切な推論レベル設定で操作できるようになります。
まとめ
WebSocketログ漏洩防止によるセキュリティ・プライバシーの改善と、Bedrock 向け GPT-5.6 モデルへの即応を両立させた重要なメンテナンスアップデートです。